自分に可能性や人生を如何に考えるか？なんって腐るほど聴いた話しですが、実際大きな視点で観れる事は少ないでしょう。 故に世間的に成功者と言われる人が少数派となる理屈でしょう。
我々の視点は如何に狭いか、それは壁の穴から壁の近くにいる象を観るが如し、或いは海岸で膝まで浸かり、鯨の生態を理解しようとするのと同じ、所詮一部を観て全体を語っているに過ぎないのです。 別にそれは悪い事でもないのですが、恋愛で云えば、せめて穴を広くしましょうとか、舟に乗り沖に出ましょうの努力はいりますよねの例えなのですが・・・。
今晩も月が輝いています。 少しでも引力が変わればバランスが崩れ落ちてくるか、何処かへ飛んでいくか判りませんが、そんな想いも観える範囲でしか出来ないもの、如何に我々は多くの物を観て理解するか、それは書籍も同じでしょうが、地球を宇宙から自分で観ない限り、その感動は湧きません。
きっと争う事や、あくせくする事、全てアホらしくなるのでしょうね。
アフリカへ行った人も良く云いますが、広大な自然、見た事もない景観、スケールの異なり、それが人間を成長させるのは事実みたいです。 我々は、手で救った海水を眺めながら、海を語っているだけとも言えます。
最近は男性と主婦が多いのですが、流石に独身女性の恋の悩みは減りません。 私も生まれて50年以上経過しますが、未だに如何なる世代もエンパシーは育ちません。
『相手の気持ちをおもんばかって・・・・』は、昔から言われる事です。 同調があるのが前提ですが、本当に相手の気持ちって理解出来るのでしょうか？？ 自分と同じ様に反応するが前提ですが、結果反応しないから悩みの渦に巻き込まれるのです・・・・。
本当は前提が崩れているか、元々違っているか、と思うべきですよね・・・とお客様と妙に一致します。
エンパシーは、『相手ならどう思う、どう感じる』であり、前提が個々に異なっているです。 恐らくは昔から『人の気持ちは判らない』を前提で正解なのでしょう。
『私の気持ちが判る筈がない』の捨て台詞は誰しも云った事がある筈で、自分の心を相手は判らない前提なれば、やっぱし相手の気持ちは判らないが普通でしょう・・・。
恋愛も伴侶も同質感で観ていると、思わぬ価値観や感情の襞に戸惑います。
相手が私をどう思っているか判らない？？は、実際お互い様の時が多いです。
同じ様に思考すると思うのは容易いですが、過去も痛手の経験がある筈です。
その経験がなければ、人は育たないと思います・・活かしましょう経験を・・・・。